ソロキャンプ第5回目 新潟・福島へ 第3話 - 2022.06.14 Tue

新潟での車中泊は快適だった。電源も完備され、Wi-Fiも使える。昨夜は飲みながらニュージーランドに行っているご近所の友人とLINEのやり取りを楽しんだ後、NETFLIXの映画を見ながら寝る。
さて、3日目の朝、当初の計画では今日は山形まで足を延ばす予定だったが、旅行のペースも早すぎて疲れるため、山形県はまた次回に回し、福島県に寄って帰ることにした。こうした計画の変更も一人旅で気ままに決められる。
朝一番でガソリンスタンドに寄り、福島県に向けて出発。
途中、ぶらりと寄った「道の駅みかわ」というところで、「日本一の巨木」という看板があり、気になって見に行ってきた。すると「将軍杉」と名付けられた大木がそこにあった。

実は、日本一の大きい杉は屋久島の縄文杉ではなく、本州の、新潟県にあるこの「将軍杉」であった、とは全然知らなかった。
旅をしていると偶然いろんなものに出会うなと思いながら車は会津若松へ向かう。
会津若松に到着して行って見たいと思ったところがここ飯盛山の「白虎隊記念館」だ。

「白虎隊」をはじめとする、会津藩の歴史を後世に伝えたいという思いから、作られた記念館で、明治を前にした戊辰戦争時代の若者たちの悲劇を館内のビデオで鑑賞した。この記念館、膨大な当時の資料と詳細な説明が、手作り感のある素朴な展示で示されている。記念館を出て、白虎隊自刃の地、飯盛山に上り、鶴ヶ城の見える会津若松市内を一望する。

そして実はこの飯森山に建つ「さざえ堂」を見て見たかったのだ。
「さざえ堂」と呼ばれる「円通三匝堂」は世界的も珍しい構造をしている。

(写真はニッポン旅マガジンより https://tabi-mag.jp/hs0026/)
この六角形で三層の建物、昇りと下りでは同じところを通らない。らせん状の通路を仏教の礼法にちなみ、上りに一回転半、下りに一回転半し、合計三回転する構造になっている。
これが昇り始めの通路。

最上階はお札が一杯張られている。ここまで登ると頂上となり、そのまま今度は下り始める。

いやあ不思議な建築だった。全て木造というところにも価値がある。
さて、会津若松をあとにして今度は磐梯山の方に向かう。途中「道の駅ばんだい」で昼食ににしん蕎麦を食べる。

そういえば、車で旅を続けているとつい食事が適当になってしまう。何か地元の料理など、事前にしっかり調べて、店もチェックしておくと良いかも。
磐梯山を眺めながら車は裏磐梯の五色沼の近くにまでやって来た。
ここに人にあまり知られていない諸橋近代美術館がある。美術館の庭園からの磐梯山も美しい。

この美術館、スペインの画家サルバドール・ダリのコレクションで有名だ。その作品数約340点。文字通り国内唯一のダリのための美術館だ。またその他セザンヌ、ルノワール、ゴッホの作品など、様々なコレクションがある。


福島の国立公園内に、不思議なお城のような美術館。近くに来た際には一度寄ってみてください。庭園も素晴らしく整備されており、
ここから見る磐梯山も一見の価値があります。
さあこれで一通り今回の旅で予定したところは見終わった。
帰りに猪苗代湖に寄ってみる。以前来たときは冬で、愛犬アビー君と一緒に湖畔の雪の中で遊んだことを想い出す。

福島から栃木の那須に寄って東急ハーベストで一泊。温泉で旅の最後を締めくくる。
翌日はホテルから自宅へと帰路に就く。
途中東北道の羽生パーキングエリアに寄ると、そこは鬼平犯科帳の世界観、江戸時代のテーマパークとなっている。それは外観だけでなく、内部の店舗も、メニューも店員の服装も、和風で凝っている。なかなかやるな。旅の最後に良いものを見た。


今回の旅は合計1068.7kmを走破。疲れた。


「ソロキャンプ第5回目 新潟・福島へ」これにて全編終了。
ソロキャンプ第5回目 新潟・福島へ 第2話 - 2022.06.13 Mon
旅も2日目、いよいよ本格的に新潟県に入る。
まずは日本海に到着だ。やはり海が見えると気分も変わる。名立の漁港にて。

次に西に進み、道の駅「うみてらす名立」で一息つく。天気も今のところ、問題ない。

今日の最初の目的地は糸魚川の「フォッサマグナミュージアム」だ。ここでは日本を東西に分けた糸魚川-静岡構造線の成り立ちの説明や多種多様な鉱物を展示している。特に糸魚川周辺で採取される「ヒスイ」は有名で、この近くの海岸でヒスイ探しが出来ることを知り、まずはこのミュージアムでヒスイの原石の特長を知り、その後海岸に向かう事を決めた。
館内には巨大なヒスイが展示されている。

また館内には「ヒスイの見つけ方」という資料が置いてあるので、それを持って海岸に向かう。

さあやって来ました、その海岸へ。果たしてヒスイの原石は見つかるか?

ここで20分ほどヒスイ探しをしたが、そんな短時間では見つかりっこないのである。もっと腰を据えて、時間を掛けて探して、やっと見つかるか、見つからないかという事らしい。その後NHKの「72hours」という番組で、ヒスイの原石を探す3日間という放送があったが、実に様々な人達がいろんな思いでロマンを求め、ヒスイ探しをしている様子が描かれていた。なかなか面白そうなので、こんど改めてヒスイだけを目的に、宝探しの旅に来てみたいと思う。
ちなみに当日拾った石はこれ。この中にヒスイはあるか?あるわけないよね。あるとしたらもっと小粒のものらしい。
でも、自分が持ち帰ったものの中にヒスイがあると信じてみるのも、それはそれで楽しいそうだ。

さて、これで午前の予定を消化し、午後は「清津峡」に向かう。清津峡は新潟県十日町市にあり、日本三大峡谷と言われている観光地だ。
そこに向かう途中にも良い景色は多くある。新潟県は今、緑が綺麗だ。すれ違う車も少なく、田畑の中を快適にドライブできる。

このあたり一帯は何か所か「棚田」という見どころがあり、そこにも少し寄ってみる。


また、十日町に入って初めて思い出したが、このエリア一帯は「越後妻有の大地の芸術祭」というものを実施していて、様々な芸術作品が自然の中に点在し、常設で展示されている。またアーティストも世界中から参加している。そしてこれから行く清津峡のトンネルも、この大地の芸術祭の作品の一つであることに気が付いた。
さあ、やって来ました清津峡。駐車場に車を止め、散策を開始。清津峡は信濃川の支流、清津川が造り出したV字型の険しい渓谷と急流が見ものだ。

入場券を購入し、早速アートトリエンナーレ2018の作品の一つである「Tunnnel of Light」の狭いトンネルに入っていきます。

トンネル内は何やら静かに効果音が流れている。赤や青の照明とこの空間は、潜水艦の中をイメージしているらしい。
そして途中に設けられた見晴らし所では清津峡の急流を真下に見ることが出来る。


そして大胆なストライプの空間もある。この中央にあるのは「トイレ」だそうで、この時はそうと知らずに、中を見ないで立ち去ってしまった。あー残念。中に入ると異空間に放り出された感じになるとか。またもう一度見に来なければ。

そして最後にたどり着くのが行き止まりのこの場所。清津峡の風景が鏡面仕上げのステンレスの壁面と水面に映り込んで、ドラマチックな空間を作っている。

この写真は何度か見たことが在り、多分浅く水を張ったプールになっているので、そこを歩けるのだろうと思ったが、その通りだった。
この「Tunnnel of Light」は中国人アーティストのマ・ヤンソンとMADアーキテクツという建築設計事務所の作品だ。清津峡の渓谷沿いにある遊歩道の歩行者の安全を考えて、トンネル化が決定され、それと芸術活動とが上手く連携して、面白い作品が出来上がっている。こうした「アート」を武器に新潟県は上手に地域起こしの活動を行っている。
ここまで観光して、今日は十分満足。いや正直車でかなりの距離も走っているので、一日の計画としては駆け足過ぎて良くない。もっとじっくり楽しまないと。
そして今日の宿泊場所は弥彦という町にあるRVパークで車中泊だ。その前に、まず弥彦で有名な「弥彦神社」に旅の安全祈願に寄った。

一日中曇り空だった空が、この参拝の夕方の時間に晴れてきて、神殿に日が差し始めた。

この神社は何かとても気持ちの良いパワーがありそうだ。空気も美味しい。


御朱印もいただく。失礼だけど、もう少し上手な字だと良かったんだけど。
参拝後、弥彦RVパークに駐車。ここで今日は泊まる。

目の前には日帰り温泉の「さくらの湯」があり、そこで旅の疲れを癒して、併設のレストランで夕食を済ませた。湯上りのビールがとても旨かった。
きょうもお疲れ様。明日は福島へ。
まずは日本海に到着だ。やはり海が見えると気分も変わる。名立の漁港にて。

次に西に進み、道の駅「うみてらす名立」で一息つく。天気も今のところ、問題ない。

今日の最初の目的地は糸魚川の「フォッサマグナミュージアム」だ。ここでは日本を東西に分けた糸魚川-静岡構造線の成り立ちの説明や多種多様な鉱物を展示している。特に糸魚川周辺で採取される「ヒスイ」は有名で、この近くの海岸でヒスイ探しが出来ることを知り、まずはこのミュージアムでヒスイの原石の特長を知り、その後海岸に向かう事を決めた。
館内には巨大なヒスイが展示されている。

また館内には「ヒスイの見つけ方」という資料が置いてあるので、それを持って海岸に向かう。

さあやって来ました、その海岸へ。果たしてヒスイの原石は見つかるか?

ここで20分ほどヒスイ探しをしたが、そんな短時間では見つかりっこないのである。もっと腰を据えて、時間を掛けて探して、やっと見つかるか、見つからないかという事らしい。その後NHKの「72hours」という番組で、ヒスイの原石を探す3日間という放送があったが、実に様々な人達がいろんな思いでロマンを求め、ヒスイ探しをしている様子が描かれていた。なかなか面白そうなので、こんど改めてヒスイだけを目的に、宝探しの旅に来てみたいと思う。
ちなみに当日拾った石はこれ。この中にヒスイはあるか?あるわけないよね。あるとしたらもっと小粒のものらしい。
でも、自分が持ち帰ったものの中にヒスイがあると信じてみるのも、それはそれで楽しいそうだ。

さて、これで午前の予定を消化し、午後は「清津峡」に向かう。清津峡は新潟県十日町市にあり、日本三大峡谷と言われている観光地だ。
そこに向かう途中にも良い景色は多くある。新潟県は今、緑が綺麗だ。すれ違う車も少なく、田畑の中を快適にドライブできる。

このあたり一帯は何か所か「棚田」という見どころがあり、そこにも少し寄ってみる。


また、十日町に入って初めて思い出したが、このエリア一帯は「越後妻有の大地の芸術祭」というものを実施していて、様々な芸術作品が自然の中に点在し、常設で展示されている。またアーティストも世界中から参加している。そしてこれから行く清津峡のトンネルも、この大地の芸術祭の作品の一つであることに気が付いた。
さあ、やって来ました清津峡。駐車場に車を止め、散策を開始。清津峡は信濃川の支流、清津川が造り出したV字型の険しい渓谷と急流が見ものだ。

入場券を購入し、早速アートトリエンナーレ2018の作品の一つである「Tunnnel of Light」の狭いトンネルに入っていきます。

トンネル内は何やら静かに効果音が流れている。赤や青の照明とこの空間は、潜水艦の中をイメージしているらしい。
そして途中に設けられた見晴らし所では清津峡の急流を真下に見ることが出来る。


そして大胆なストライプの空間もある。この中央にあるのは「トイレ」だそうで、この時はそうと知らずに、中を見ないで立ち去ってしまった。あー残念。中に入ると異空間に放り出された感じになるとか。またもう一度見に来なければ。

そして最後にたどり着くのが行き止まりのこの場所。清津峡の風景が鏡面仕上げのステンレスの壁面と水面に映り込んで、ドラマチックな空間を作っている。

この写真は何度か見たことが在り、多分浅く水を張ったプールになっているので、そこを歩けるのだろうと思ったが、その通りだった。
この「Tunnnel of Light」は中国人アーティストのマ・ヤンソンとMADアーキテクツという建築設計事務所の作品だ。清津峡の渓谷沿いにある遊歩道の歩行者の安全を考えて、トンネル化が決定され、それと芸術活動とが上手く連携して、面白い作品が出来上がっている。こうした「アート」を武器に新潟県は上手に地域起こしの活動を行っている。
ここまで観光して、今日は十分満足。いや正直車でかなりの距離も走っているので、一日の計画としては駆け足過ぎて良くない。もっとじっくり楽しまないと。
そして今日の宿泊場所は弥彦という町にあるRVパークで車中泊だ。その前に、まず弥彦で有名な「弥彦神社」に旅の安全祈願に寄った。

一日中曇り空だった空が、この参拝の夕方の時間に晴れてきて、神殿に日が差し始めた。

この神社は何かとても気持ちの良いパワーがありそうだ。空気も美味しい。


御朱印もいただく。失礼だけど、もう少し上手な字だと良かったんだけど。
参拝後、弥彦RVパークに駐車。ここで今日は泊まる。

目の前には日帰り温泉の「さくらの湯」があり、そこで旅の疲れを癒して、併設のレストランで夕食を済ませた。湯上りのビールがとても旨かった。
きょうもお疲れ様。明日は福島へ。
ソロキャンプ第5回目 新潟・福島へ 第1話 - 2022.06.12 Sun

前回の房総半島一周灯台巡りの旅が、ソロキャンプ第4回目に当たるので、今回は第5回目、新潟・福島を廻る旅だ。今回はキャンプをせずに車中泊を行う予定。
梅雨の真っ最中だが、天気はそんなに悪くなさそうだ。上信越方面から長野に入り、昼食は千曲市の蕎麦屋さんで。

初日はまず新潟の観光スポットである妙高高原の「いもり池」に到着。遊歩道が整備された綺麗なところだ。



とても快適な気温の中、静かに池の周りを散策する。

妙高の自然景観を愛していたという歌人与謝野晶子の歌碑が最近設置されたそうだ。
「山荘のかがりは二つ妙高の左の肩に金星とまる」

次に向かったのは燕温泉の黄金の湯だ。標高1100mにある燕温泉の奥に、無料の露天風呂があると知って行ってみた。
しかし、途中の道路、谷が深くて、またスノージェットという雪崩や落石、土砂崩れから道路を守るトンネル状の建造物があり、何かとても秘境の感じがしてくる。
やっと到着した燕温泉。日帰り客用の駐車場に車を止めて、こじんまりした温泉街を抜けてさらに階段を登って10分ほどでやっと到着。野趣あふれる温泉とはこういうところを言うんだな。

ここに来るまでは、誰も居なくて寂しかったが、意外に温泉には人が次から次にやって来る。かなり人気の温泉のようだ。
硫黄の香りたっぷりの温泉を見知らぬ人たちと一緒に楽しんだ。
温泉街は5~6軒の宿があり、足湯も設置されていが、今はただひっそりとしている。


本日はこれまで。あとは長野の斑尾高原まで少し戻って、明日以降の車中泊に備え、今日のところはホテルに泊まる。
新緑の箱根とグルメ - 2022.06.06 Mon
正直なところ、県民割が実施されている間に温泉やグルメを楽しみたいと思い、箱根にやって来た。
箱根にお昼に着くと、毎回おなじみの芦ノ湖の「深生そば」さんへ行く。そして夏季限定の「桜おろしそば」でたっぷりと海老の香りを楽しむ。

天気が良ければ駒ヶ岳ロープウエイで山頂まで登りたかったが、視界が良くないので下界を散歩する。今回は箱根ビジターセンターにてこゆきの為に、また普段運動の少ない自分の為にも散策を楽しむ。

この時期は新緑が綺麗だ。


人も少ないので、こゆきものんびりと散歩を楽しめる。

そしてもう一ヵ所、富士芦ノ湖パノラマパークというところに行く。ここもワンちゃん向けの広場があって、芦ノ湖を見下ろしながらのんびりと出来る。

そして今夜の食事は和食コースだ。

和食の料理名は読み方が難しいものが多いが、書いてみる。
白あすぱらの利休浸し 蓮豆腐 海老芝煮 胡麻餡 針ラレシ

箱根湧水 茶香仕立て 火取り福子 煮麺 順才 口柚子

本鮪 駿河真鯛 青利烏賊 あしらい一式

白糸清流鱒木の芽焼き じゃがいものお焼き 地鯵砧寿司 酢取り茗荷 青梅密煮 天豆 厚焼き

国産牛の小鍋 丸茄子 修善寺椎茸 五三竹 黒七味

豆乳パンナコッタ 苺 キウイ 黒蜜 青黄粉

などなど
今日も美味しくいただきました。
箱根にお昼に着くと、毎回おなじみの芦ノ湖の「深生そば」さんへ行く。そして夏季限定の「桜おろしそば」でたっぷりと海老の香りを楽しむ。

天気が良ければ駒ヶ岳ロープウエイで山頂まで登りたかったが、視界が良くないので下界を散歩する。今回は箱根ビジターセンターにてこゆきの為に、また普段運動の少ない自分の為にも散策を楽しむ。

この時期は新緑が綺麗だ。


人も少ないので、こゆきものんびりと散歩を楽しめる。

そしてもう一ヵ所、富士芦ノ湖パノラマパークというところに行く。ここもワンちゃん向けの広場があって、芦ノ湖を見下ろしながらのんびりと出来る。

そして今夜の食事は和食コースだ。

和食の料理名は読み方が難しいものが多いが、書いてみる。
白あすぱらの利休浸し 蓮豆腐 海老芝煮 胡麻餡 針ラレシ

箱根湧水 茶香仕立て 火取り福子 煮麺 順才 口柚子

本鮪 駿河真鯛 青利烏賊 あしらい一式

白糸清流鱒木の芽焼き じゃがいものお焼き 地鯵砧寿司 酢取り茗荷 青梅密煮 天豆 厚焼き

国産牛の小鍋 丸茄子 修善寺椎茸 五三竹 黒七味

豆乳パンナコッタ 苺 キウイ 黒蜜 青黄粉

などなど
今日も美味しくいただきました。
入間基地滑走路を歩く - 2022.06.04 Sat

6月4日に航空自衛隊入間基地のイベント「Runway Walk」に参加した。友人の有難いお誘いで、普段は入れない入間基地の、しかも滑走を歩くという非日常的体験をした。
朝8時に基地の正門に集合して、検温、手の消毒を済ませ、準備されたバスに乗り、基地内に入る。梅雨も間近で昨日も雨だったが、今日はめったにない快晴で、風も涼しく絶好のコンディション。
基地内には既に入間基地が保有している航空機が整然と並べられている。
今日は埼玉県警のヘリと白バイ隊員が特別参加のようだ。

まずは展示されている航空機を撮影!ワクワクする。
最初に航空救難団入間ヘリコプター空輸隊の大型ヘリ、CH-47J「チヌーク」だ。機内には約8.5tの物資、あるいは人員ならば乗員5人のほかに48人を載せることが可能だそうだ。この入間基地近くに住む私としてはこの機体の発する爆音に困るのだが、今日はそんなことは言わない。


続いて、運用開始から40年以上経過している現行の輸送機C-1の後継機C-2だ。
C-2は巨体な「青いクジラ」と呼ばれている。約20トンの荷物を積んで、航続距離は7600キロだそうだ。
このC-2はウクライナへの人道支援物資の輸送活動を行っており、先日はここ入間基地からポーランドまで飛んで行った。


続いてC-1。C-2に比べてコンパクトに見えてしまうが、実は巨大。

そして入間基地ではおなじみの練習機T-4だ。入間基地には戦闘機は配備されていないが、隊員の操縦技術維持訓練のため、T-4が配備されている。


続いて北朝鮮のテポドンなどの脅威に対応すると思われる地対空ミサイル・パトリオット(PAC3) だ。使わないで済めば良いが。

そして「ライトアーマー」と呼ばれている軽装甲機動車。このまま基地を出て、一般道を走っているところを見かけたが、異様な迫力があった。

また航空機の展示以外にも警備犬の演技も公開された。昨年新たに3頭(ジュリアス号、アネラ号、クロ号)が入隊したそうだ。我家のワンちゃんと違って、動きがとてもキビキビ、みんな賢い。

また隊員たちで結成された入間修武太鼓の迫力満点の演技。

さていよいよRunway Walkの開始だ。これから2km(往復で4km)という長い滑走路をみんなで歩く。
隊員の「行ってらっしゃい」の応援があり、消防車の放水でスタートである。なんか、盛り上がって来た。



いよいよ滑走路の最北端に入って、みんな歩いていく。本当に広い。

このあたり、着陸時のタイヤの跡が凄くて、路面がタイヤのゴムで黒い。

それにしても2kmは長い。途中で飽きてくるが、あともう少し。

滑走路の南端に近づいたので、コースを外れて、元に戻っていく。管制塔近くにやって来たが、ここでもまた展示航空機を間近で見ることが出来る。

おおー、これは現役を引退したYS-11だ。

飛行点検隊が使用している機体U-125。 飛行点検隊は、入間基地に所在し、陸、海、空自衛隊の43基地にある164航空保安施設の飛行点検を実施しているそうだ。

そんなことで、午後1時まで、たっぷりと基地内の施設や機体を見学することが出来た。今日一日で歩いた距離は10.7km。歩数にして15,662歩となった。

基地内には色々なグッズも販売されており、お土産も頂いて、大変満足の一日だった。
最後に疲れた体を休めるために基地の近くのニックス・レストランに寄って、人気のJhonsonバーガーと生ビールをしっかり味わって帰宅した。
今夜はぐっすり眠れそうだ。
茅野市神長官守矢資料館 神戸・福井・長野の旅から - 2022.04.28 Thu
旅は4日目、福井から長野へと向かう。
長野に向かう際に福井の勝山から、高山に抜け、そこから安房峠を越えて、平湯経由で松本に抜けた。このルートは真冬には通れないが、幸い今回は天気も良く、順調に通過できた。しかし、帰宅後のニュースで知ったが、釜トンネルから上高地に向かう道路でがけ崩れがあり、数百名が上高地で足止めとなったらしい。我々の通ったルートから近かっただけに、なんとか無事に通過できて良かった。長野ではハーベストクラブ蓼科リゾートのコテージに宿泊した。こゆきはこのホテル、もうすでに2度目だ。
神長官守矢資料館
旅の最後、5日目は帰宅前に茅野市の神長官守矢資料館に寄ることにした。ここは建築家藤森照信の作品として知っていたが、実際に見るのは初めてだ。
目立たない狭い駐車場に車を止め、民家の入り口かと思うような門をくぐって資料館に入る。諏訪大社上社の神長官を明治時代まで勤めていた守矢家の資料を収めた展示館であるが、建築がユニークである。

案内パンフによると展示館の外観に4本の柱があるが、スケッチを描いていて偶然鉛筆がはみ出したので、軒を貫いて上に伸ばしたとのこと。館内を入ると鹿の剥製が展示されており、さらに壁には鹿と猪の剥製が沢山。これは御頭祭という神事を表した展示のようだが、その他串刺しの兎の剥製など、神事に関連するとは言え、全体的にちょっと気味が悪い。


鉄筋の建築なのに、外観も内部もまるで古い民家のようだ。

そして最も面白い建築が、裏の畑の中に建っている。
まずはツリーハウスのような「高過庵(たかすぎあん)」。世界で最も危険な建物トップ10に選ばれたそうで、ジブリの世界のような楽しさもある。

中に入れないのが残念だ。

そしてもう一つは「低過庵(ひくすぎあん)」である。二つとも茶室という事になっている。


ほんとに個性的な建築で、建築家が楽しんで作っている感じ。
以上で今回の4泊5日の旅は終了。
自宅を出発してから帰ってくるまで合計1424kmを走破した。一回の旅では新記録かな。


大変お疲れ様でした。
長野に向かう際に福井の勝山から、高山に抜け、そこから安房峠を越えて、平湯経由で松本に抜けた。このルートは真冬には通れないが、幸い今回は天気も良く、順調に通過できた。しかし、帰宅後のニュースで知ったが、釜トンネルから上高地に向かう道路でがけ崩れがあり、数百名が上高地で足止めとなったらしい。我々の通ったルートから近かっただけに、なんとか無事に通過できて良かった。長野ではハーベストクラブ蓼科リゾートのコテージに宿泊した。こゆきはこのホテル、もうすでに2度目だ。
神長官守矢資料館
旅の最後、5日目は帰宅前に茅野市の神長官守矢資料館に寄ることにした。ここは建築家藤森照信の作品として知っていたが、実際に見るのは初めてだ。
目立たない狭い駐車場に車を止め、民家の入り口かと思うような門をくぐって資料館に入る。諏訪大社上社の神長官を明治時代まで勤めていた守矢家の資料を収めた展示館であるが、建築がユニークである。

案内パンフによると展示館の外観に4本の柱があるが、スケッチを描いていて偶然鉛筆がはみ出したので、軒を貫いて上に伸ばしたとのこと。館内を入ると鹿の剥製が展示されており、さらに壁には鹿と猪の剥製が沢山。これは御頭祭という神事を表した展示のようだが、その他串刺しの兎の剥製など、神事に関連するとは言え、全体的にちょっと気味が悪い。


鉄筋の建築なのに、外観も内部もまるで古い民家のようだ。

そして最も面白い建築が、裏の畑の中に建っている。
まずはツリーハウスのような「高過庵(たかすぎあん)」。世界で最も危険な建物トップ10に選ばれたそうで、ジブリの世界のような楽しさもある。

中に入れないのが残念だ。

そしてもう一つは「低過庵(ひくすぎあん)」である。二つとも茶室という事になっている。


ほんとに個性的な建築で、建築家が楽しんで作っている感じ。
以上で今回の4泊5日の旅は終了。
自宅を出発してから帰ってくるまで合計1424kmを走破した。一回の旅では新記録かな。


大変お疲れ様でした。
福井県巡り 神戸・福井・長野の旅から - 2022.04.27 Wed
気比神宮
旅の3日目は神戸から福井に向かう。
名神高速の米原から北陸自動車道に入って初めて訪れる敦賀の街へ。
街の中に入ると車も人も少なく、とても静かで、走りやすい。
まずは有名な気比神宮に参拝して、旅の安全を願う。

こゆきは初めての長旅にも関わらず、大人しく良い子にしている。相変わらず散歩は苦手なので、カートに乗せて一緒に観光する。

我々の旅は平日中心なのでいつも人が少ない。それにしても静かな良い雰囲気の神社。御朱印もいただく。


気比の松原
そして次に向かったのは「気比の松原」。
想像以上に松林は広大で、森の中の道路を抜けて、海岸へ出る。相変わらず人が居ない。

そこには日本海の海が。静かで、とてもきれいだ。太平洋とは全然違う雰囲気がする。

この水の透き通った感じ。砂浜と水面との境が判らないほど、透明で澄んでいる。そして敦賀湾に囲まれているせいか、波が全くない。

今日の宿泊地は勝山だが、ホテル到着までにどこに行くか、丸岡城とか東尋坊とか色々あるが、全部いけないので次回に回し、大野城を見てみようと行ってみたが、山頂の上にある城で、こゆきを連れて登るのに手間取りそうなため、今回は見送り。色々と観光するにも条件がある。大野の街は城下町のように整っており、今度機会があったらまた再訪してみたい。
という事で勝山に向かいホテルに到着。東急ハーベストホテル、スキージャム勝山だ。
夕食のバイキングなかなか良かった。お風呂も広くて満足。スキー場としてもすごく良さそうだが、我家からはあまりにも遠い。
越前大仏の清大寺
昨日は寝ている間に大雨が降り、幸いなことに今朝は天気が回復に向かっている。今日は長野に向かうが、その前に寄ってみようと思ったのが、清大寺。
この付近を昨日走行中に、妙に立派なお寺らしき建物が目に入り、気になっていた。五重の塔も見えるし、あれは何だろうと思っていた。

このお寺は大実業家が故郷に建設した臨済宗のお寺で、昭和62年落成という新しいものだ。
このお寺の見どころは「広大な敷地」「奈良の大仏よりおおきな大仏と大仏殿」「日本一の高さを誇る五重塔」などである。


まず、大仏殿の大きさに圧倒される。このお寺全体は中国の様式に忠実で、どことなく日本のお寺というよりは中国のお寺の雰囲気が強い。
大仏殿の大空間、そしていよいよ越前大仏。確かに巨大だ。奈良の大仏より2m高い。

そして大仏殿両側の壁には天井まで続く沢山の仏像が置かれている。その圧倒的なスケールに驚かされる。下の写真のカミさんの大きさとの比較で良く判る。

まあとにかく、何処を見ても写真を撮るのに困らないほど、見どころが沢山。

いよいよ日本一の高さの五重塔へ、エレベーターで楽に登れる。

最上階でエレベーターを降りて、外の景色を見る。裏山の新緑が素晴らしい。

勝山の街を一望する。

とにかく圧倒的なスケールのお寺だが、WEBで色々調べてみるとある事実が。
このお寺の建造者は相互タクシーの創業者である多田清さんという人。380億円を掛けて建設したお寺だが、まったく来訪者が無く、門前町を模したお土産店も殆どシャッターが下りている。その後勝山市への納税も困難になり、現在は土地、建物は勝山市が管理しているとのこと。何か不思議な場所だが、実際に現場で見てみると見どころ満載で楽しかった。もう少し人が来てくれると良いのにね。
以上、福井の旅でした。 次は長野に移動。
旅の3日目は神戸から福井に向かう。
名神高速の米原から北陸自動車道に入って初めて訪れる敦賀の街へ。
街の中に入ると車も人も少なく、とても静かで、走りやすい。
まずは有名な気比神宮に参拝して、旅の安全を願う。

こゆきは初めての長旅にも関わらず、大人しく良い子にしている。相変わらず散歩は苦手なので、カートに乗せて一緒に観光する。

我々の旅は平日中心なのでいつも人が少ない。それにしても静かな良い雰囲気の神社。御朱印もいただく。


気比の松原
そして次に向かったのは「気比の松原」。
想像以上に松林は広大で、森の中の道路を抜けて、海岸へ出る。相変わらず人が居ない。

そこには日本海の海が。静かで、とてもきれいだ。太平洋とは全然違う雰囲気がする。

この水の透き通った感じ。砂浜と水面との境が判らないほど、透明で澄んでいる。そして敦賀湾に囲まれているせいか、波が全くない。

今日の宿泊地は勝山だが、ホテル到着までにどこに行くか、丸岡城とか東尋坊とか色々あるが、全部いけないので次回に回し、大野城を見てみようと行ってみたが、山頂の上にある城で、こゆきを連れて登るのに手間取りそうなため、今回は見送り。色々と観光するにも条件がある。大野の街は城下町のように整っており、今度機会があったらまた再訪してみたい。
という事で勝山に向かいホテルに到着。東急ハーベストホテル、スキージャム勝山だ。
夕食のバイキングなかなか良かった。お風呂も広くて満足。スキー場としてもすごく良さそうだが、我家からはあまりにも遠い。
越前大仏の清大寺
昨日は寝ている間に大雨が降り、幸いなことに今朝は天気が回復に向かっている。今日は長野に向かうが、その前に寄ってみようと思ったのが、清大寺。
この付近を昨日走行中に、妙に立派なお寺らしき建物が目に入り、気になっていた。五重の塔も見えるし、あれは何だろうと思っていた。

このお寺は大実業家が故郷に建設した臨済宗のお寺で、昭和62年落成という新しいものだ。
このお寺の見どころは「広大な敷地」「奈良の大仏よりおおきな大仏と大仏殿」「日本一の高さを誇る五重塔」などである。


まず、大仏殿の大きさに圧倒される。このお寺全体は中国の様式に忠実で、どことなく日本のお寺というよりは中国のお寺の雰囲気が強い。
大仏殿の大空間、そしていよいよ越前大仏。確かに巨大だ。奈良の大仏より2m高い。

そして大仏殿両側の壁には天井まで続く沢山の仏像が置かれている。その圧倒的なスケールに驚かされる。下の写真のカミさんの大きさとの比較で良く判る。

まあとにかく、何処を見ても写真を撮るのに困らないほど、見どころが沢山。

いよいよ日本一の高さの五重塔へ、エレベーターで楽に登れる。

最上階でエレベーターを降りて、外の景色を見る。裏山の新緑が素晴らしい。

勝山の街を一望する。

とにかく圧倒的なスケールのお寺だが、WEBで色々調べてみるとある事実が。
このお寺の建造者は相互タクシーの創業者である多田清さんという人。380億円を掛けて建設したお寺だが、まったく来訪者が無く、門前町を模したお土産店も殆どシャッターが下りている。その後勝山市への納税も困難になり、現在は土地、建物は勝山市が管理しているとのこと。何か不思議な場所だが、実際に現場で見てみると見どころ満載で楽しかった。もう少し人が来てくれると良いのにね。
以上、福井の旅でした。 次は長野に移動。
五色塚古墳 神戸・福井・長野の旅から - 2022.04.25 Mon
5月の連休の混雑を避けて、4月の下旬に神戸から福井、長野を巡る4泊5日の家族旅行に出かけた。初日は一気に500km以上のロングドライブで有馬温泉に到着した。
翌日は兄夫婦と昼食をとり、その後、母の入居する施設を訪問したが、面会時間はわずか15分に限られている。
折角やって来た神戸で、まだ一度も来たことのない場所に行ってみたいと思い、五色塚古墳というものを見つけた。

五色塚古墳は神戸市垂水区の淡路島を望む静かな住宅地にあり、駐車場に着くと、突然巨大な姿を見せてくれる。

4世紀後半に建造されたと思われるこの前方後円墳は、一体誰のためのものか謎に包まれており、ミステリアスな古墳としてテレビでも取り上げられたらしい。

古墳全体に敷き詰められた葺石(ふきいし)は、対岸の淡路島から船で運ばれたものらしい。

後円部分の頂上からの景色は見晴らしがよく、とても気持ちが良い。
特に海側には淡路島、明石海峡に架かる明石大橋とダイナミックな景色が拡がる。

旅の前半から素晴らしいものを見ることが出来た。明日からまた旅は続く。
翌日は兄夫婦と昼食をとり、その後、母の入居する施設を訪問したが、面会時間はわずか15分に限られている。
折角やって来た神戸で、まだ一度も来たことのない場所に行ってみたいと思い、五色塚古墳というものを見つけた。

五色塚古墳は神戸市垂水区の淡路島を望む静かな住宅地にあり、駐車場に着くと、突然巨大な姿を見せてくれる。

4世紀後半に建造されたと思われるこの前方後円墳は、一体誰のためのものか謎に包まれており、ミステリアスな古墳としてテレビでも取り上げられたらしい。

古墳全体に敷き詰められた葺石(ふきいし)は、対岸の淡路島から船で運ばれたものらしい。

後円部分の頂上からの景色は見晴らしがよく、とても気持ちが良い。
特に海側には淡路島、明石海峡に架かる明石大橋とダイナミックな景色が拡がる。

旅の前半から素晴らしいものを見ることが出来た。明日からまた旅は続く。