iPhone12pro - 2020.10.23 Fri
待望のiPhone12
Appleに予約注文していた新製品のiPhone12proが予定通り10月23日に届いた。

iPhone4とデザインのはなし
iPhoneを初めて手に入れたのはもう10年前のこと。現役時代に職場が青山から赤坂に移転し、やっと新しいオフィスに慣れたころiPhone4を手に入れた。当時既にiPhoneを持ってる連中はみんなお決まりのように画面を2~3回スワイプさせて「ほらっ」と見せてくれる。そんなiPhoneのなかでも4世代目にあたるiPhone4は前後面にガラス、側面はステンレス、高解像度のRatina Displayを搭載した革新的な製品だった。当時デザイナー仲間では、新しいiPhoneはどんなデザインで登場するかが話題になっており、発売前にリークされたシンプルで角張ったプロトデザインを見て「これはアップルの今までの造形言語じゃ無いな」とかを話題にしていた。しかしこのデザイン。生粋の英国人であるジョナサン・アイヴによるもので「まるでライカのカメラのような本質的で普遍的な造形を追求した」と云うようなことを語っている。これは昔の製品で言うとドイツのBRAUNに代表されるようなモダンデザインのお手本のような方向性だ。
私のiPhone
今回発表されたiPhone12はこのiPhone4のデザインを踏襲したものになっており、自分としてはとても愛着を感じるデザインだ。
写真は10年前に初めて買ったiPhone4、その5年後に買ったiPhone6s、そしてiPhone12proだ。どんどんサイズが大きくなり、多機能になる。現在最高峰の技術とデザインを手にする幸せを感じるが、使いこなすためには益々色んな知識が必要になりそうだ。

バッテリー交換は自分で
古いiPhone4は音楽再生専用機として、バンドのバッキングトラック用に愛用している。それが先日急に充電が出来なくなり、通販で新品のバッテリーを入手して交換した。交換作業は意外に簡単。

初めてアップルで製品に触れたのは1990年代前半のMacintosh LC IIIから。その後iPodの衝撃の「白」に驚き、iMacの「透明」でカラフルなカラー展開に驚き、MacBookの薄さに驚く。常に革新的なAppleは今のところまだ健在だ。
Appleに予約注文していた新製品のiPhone12proが予定通り10月23日に届いた。

iPhone4とデザインのはなし
iPhoneを初めて手に入れたのはもう10年前のこと。現役時代に職場が青山から赤坂に移転し、やっと新しいオフィスに慣れたころiPhone4を手に入れた。当時既にiPhoneを持ってる連中はみんなお決まりのように画面を2~3回スワイプさせて「ほらっ」と見せてくれる。そんなiPhoneのなかでも4世代目にあたるiPhone4は前後面にガラス、側面はステンレス、高解像度のRatina Displayを搭載した革新的な製品だった。当時デザイナー仲間では、新しいiPhoneはどんなデザインで登場するかが話題になっており、発売前にリークされたシンプルで角張ったプロトデザインを見て「これはアップルの今までの造形言語じゃ無いな」とかを話題にしていた。しかしこのデザイン。生粋の英国人であるジョナサン・アイヴによるもので「まるでライカのカメラのような本質的で普遍的な造形を追求した」と云うようなことを語っている。これは昔の製品で言うとドイツのBRAUNに代表されるようなモダンデザインのお手本のような方向性だ。
私のiPhone
今回発表されたiPhone12はこのiPhone4のデザインを踏襲したものになっており、自分としてはとても愛着を感じるデザインだ。
写真は10年前に初めて買ったiPhone4、その5年後に買ったiPhone6s、そしてiPhone12proだ。どんどんサイズが大きくなり、多機能になる。現在最高峰の技術とデザインを手にする幸せを感じるが、使いこなすためには益々色んな知識が必要になりそうだ。

バッテリー交換は自分で
古いiPhone4は音楽再生専用機として、バンドのバッキングトラック用に愛用している。それが先日急に充電が出来なくなり、通販で新品のバッテリーを入手して交換した。交換作業は意外に簡単。

初めてアップルで製品に触れたのは1990年代前半のMacintosh LC IIIから。その後iPodの衝撃の「白」に驚き、iMacの「透明」でカラフルなカラー展開に驚き、MacBookの薄さに驚く。常に革新的なAppleは今のところまだ健在だ。
使いこなせりゃ最高 計算尺 - 2020.02.17 Mon
うーんだめだ。久しぶりに「風立ちぬ」を見てしまったから、堀越二郎の使っていた計算尺が欲しくなってしまった。あの映画ではいろんなシーンで計算尺が使われていた。当時の計算尺は現在で言えばPCに相当するような、エンジニアにとっての必須ツールだ。宮崎さんは映画で使用するために、HEMMI社に依頼し、計算尺をわざわざジブリのスタジオに持ってきてもらって詳細を研究したようだ。

メルカリで手に入れたこの計算尺はHEMMIのNo.250というもので、両面計算尺と言われ、うらおもて両方に目盛りがあるタイプだ。とてもきれいな状態の商品で、計算尺も後期に差し掛かった時期のものだろう。

とても緻密な仕上がりで、なおかつ樹脂ではなく、狂いの少ない竹を素材としているところも日本的で良い。

側面に刻まれた刻印を見るとSDと記されており、ネットで調べると1968年4月生産の製品だと判明した。私の高校入学時の頃で、アポロ11号の月面着陸の1年前だ。目盛りの密度はそれほど高くなく、使いやすそう。これで少し使い方を覚えて楽しむか、その質感・精密感をただの観賞用として楽しむかだが、世にはこれを何十本もコレクションしている人達もいるようだ。コレクションするなら、最もスタンダードなアイテムはNo.2664Sだそうで、そのような違いは全く判らないが、とにかく人気商品らしい。
計算尺は東京タワーの設計に使われたり、月世界へ初めて人類を送り込むための計算に使われるなど、アナログのツールながらその実力、凄さに驚くが、
これを使いこなせりゃもっと愉しいことだろう。

メルカリで手に入れたこの計算尺はHEMMIのNo.250というもので、両面計算尺と言われ、うらおもて両方に目盛りがあるタイプだ。とてもきれいな状態の商品で、計算尺も後期に差し掛かった時期のものだろう。

とても緻密な仕上がりで、なおかつ樹脂ではなく、狂いの少ない竹を素材としているところも日本的で良い。

側面に刻まれた刻印を見るとSDと記されており、ネットで調べると1968年4月生産の製品だと判明した。私の高校入学時の頃で、アポロ11号の月面着陸の1年前だ。目盛りの密度はそれほど高くなく、使いやすそう。これで少し使い方を覚えて楽しむか、その質感・精密感をただの観賞用として楽しむかだが、世にはこれを何十本もコレクションしている人達もいるようだ。コレクションするなら、最もスタンダードなアイテムはNo.2664Sだそうで、そのような違いは全く判らないが、とにかく人気商品らしい。
計算尺は東京タワーの設計に使われたり、月世界へ初めて人類を送り込むための計算に使われるなど、アナログのツールながらその実力、凄さに驚くが、
これを使いこなせりゃもっと愉しいことだろう。
ゼロ戦を作ろう - 2020.01.25 Sat
先日都内に仕事に行ったついでに、ふと立ち寄った新橋のタミヤ・プラモデルファクトリー。

今や世界の田宮模型で有名だが、このショールームには大勢の外国人や中年男性が熱心に模型を眺め、色々とお目当てのものを買い込んでいる。そんな店内で目にした「田宮模型の仕事」を買ってじっくり読んでみたが、これにはちょっと感動した。

小さな個人商店からスタートしたこの模型屋は様々な困難や時代の変化に翻弄されながらも経営者の夢と熱意で少しづつ前進し、拡大し、成功を収めていく物語だ。子供のための模型なのに、開発に至る拘りは半端なものではなく、また経営者のセンスの良さ、美学も感じられる。
自分自身も子供の頃からずっとタミヤ模型に親しみながら大人になった経緯もあり、この機会にまたプラモデルを手にして夢を楽しもうという気になった。さて、では何を作るかという段階ですぐに思いついたのが「ゼロ戦」だ。
よし、ゼロ戦を作ろうと思ったときに、ふと宮崎アニメの「風立ちぬ」のことを思い出し、ゼロ戦の設計者である堀越二郎の本「零戦 その誕生と栄光の記録」も一度読んで予備知識を仕入れようと思った。

ところがこの本がまた面白く、宮崎映画で描かれていた細かいエピソードも多くはこの本に書かれているものだった。また、堀越二郎が設計主任となって計算・構造・艤装など複数の設計チームを率いて機体を設計していく過程は、映画監督宮崎駿のアニメ制作スタイルとも似通っているものだ。映画を改めて見てみると、宮崎さんは主人公が「本当に美しいものを作りたい」という気持ちを丁寧に描いている。(風立ちぬの1シーンから)

こんなことを調べながら作りたい模型はこの「零式艦上戦闘機 52型」だ。模型を作りながら設計者の考えや熱意が伝わって来るような完成度の高い模型だ。私の手に負えるかどうか判らないが、時間がかかっても少しづつ作っていこう。

完成するとこんな感じ(TAMIYA オフィシャルホームページより)

最近はYOUTUBEで何でも調べられるが、このゼロ戦の作り方を全13回に分けて丁寧に解説してくれる強いシニアの味方の動画サイトがあった。ずばり「大人のプラモ道」。

みなさんも何か作ってみませんか?
作るのは良いけど、ツールや塗料など、周辺器材を色々と取り揃えないといけない。そんなところも実は愉しみの一つ。

今や世界の田宮模型で有名だが、このショールームには大勢の外国人や中年男性が熱心に模型を眺め、色々とお目当てのものを買い込んでいる。そんな店内で目にした「田宮模型の仕事」を買ってじっくり読んでみたが、これにはちょっと感動した。

小さな個人商店からスタートしたこの模型屋は様々な困難や時代の変化に翻弄されながらも経営者の夢と熱意で少しづつ前進し、拡大し、成功を収めていく物語だ。子供のための模型なのに、開発に至る拘りは半端なものではなく、また経営者のセンスの良さ、美学も感じられる。
自分自身も子供の頃からずっとタミヤ模型に親しみながら大人になった経緯もあり、この機会にまたプラモデルを手にして夢を楽しもうという気になった。さて、では何を作るかという段階ですぐに思いついたのが「ゼロ戦」だ。
よし、ゼロ戦を作ろうと思ったときに、ふと宮崎アニメの「風立ちぬ」のことを思い出し、ゼロ戦の設計者である堀越二郎の本「零戦 その誕生と栄光の記録」も一度読んで予備知識を仕入れようと思った。

ところがこの本がまた面白く、宮崎映画で描かれていた細かいエピソードも多くはこの本に書かれているものだった。また、堀越二郎が設計主任となって計算・構造・艤装など複数の設計チームを率いて機体を設計していく過程は、映画監督宮崎駿のアニメ制作スタイルとも似通っているものだ。映画を改めて見てみると、宮崎さんは主人公が「本当に美しいものを作りたい」という気持ちを丁寧に描いている。(風立ちぬの1シーンから)

こんなことを調べながら作りたい模型はこの「零式艦上戦闘機 52型」だ。模型を作りながら設計者の考えや熱意が伝わって来るような完成度の高い模型だ。私の手に負えるかどうか判らないが、時間がかかっても少しづつ作っていこう。

完成するとこんな感じ(TAMIYA オフィシャルホームページより)

最近はYOUTUBEで何でも調べられるが、このゼロ戦の作り方を全13回に分けて丁寧に解説してくれる強いシニアの味方の動画サイトがあった。ずばり「大人のプラモ道」。

みなさんも何か作ってみませんか?
作るのは良いけど、ツールや塗料など、周辺器材を色々と取り揃えないといけない。そんなところも実は愉しみの一つ。
今年のmotoGP日本グランプリは雨ながら素晴らしかった - 2015.10.17 Sat

毎年恒例のmotoGP日本グランプリにここ栃木県ツインリンク茂木サーキットにやってきた。10日土曜日の予選では、まずパドック見物から。明日の決勝は雨が予想され、各チームはレインタイヤをスタンバイ!

予選のアタックに向けてスタッフは忙しそう。世界14か国を回って全18戦を戦うスタッフの仕事はどんな感じだろうか。大変だけど結構楽しそうではないか。



パドック周辺ではファンに囲まれて熱心にサインに応える選手がいる。今回カメラに収めたのはMonster YamahaのPol ESPARGARO選手、そしてDucatiのAndrea IANNONE選手、どちらもイケメンだ。


さて、今回の予選は人気選手のRossiがサーキットの最速ラップである1分43秒871を出し、会場が大いに盛り上がった直後、制限時間ギリギリの最終ラップでライバルのLorenzo選手が1分43秒790を叩き出した。まさに明日の決勝に向けて世界最高峰ライダーのバトルが始まった。
今回の撮影ポイントは90度コーナーのイン側にあたるG席。ライダーたちがダウンヒルストレートを高速で下り、一気にシフトダウンしてコーナーを回る絶好の撮影場所だ。
下の写真は順にRossi選手、Pedrosa選手、Lorenzo選手のコーナリング。こうして見てみると最後のLorenzo選手の姿勢はまるでバイクからずり落ちそうなぐらい路面に近づいている。こうしたフォームが良いタイムを引き出すテクニックの一つかな?



翌日の決勝日は生憎の雨模様の中、レースが行われた。Lorenzoが一気に飛び出し、独走パターンになるかと思いきや、後半からタイヤを温存したPedrosaが首位を奪う予想もしない展開となった。路面がウエットからドライに変わり始めた時に、ウエットの路面を選んで走り続けたPedrosaのクレバーな作戦が功を奏した形だ。
いやー、こんな展開もレースとしては凄く面白い。
今年のmotoGP日本グランプリは雨ながら素晴らしかった。でもmotoGPを知らない人は何のことかと思うでしょうが。
今年もやってきたMotoGP - 2014.10.13 Mon
毎年このブログ記事に書いているmotoGPだが今年もその季節がやってきた。台風19号の接近が気になったが、幸いサーキットのある栃木県の茂木市への影響もなく、好天に恵まれた。2012年と2013年の記事にも同じようなことを書いてきたので詳しいことは省略。
最初の写真は世界中に数多くのファンがいるヴァレンティノ・ロッシ選手の勇姿。会場内でゼッケンの46番が至るところで目につく。


パドックで選手やマシンを見ていると、ファンサービスに応える人気選手が目につく。写真は250CCクラスのアレックス・マルケス選手(18才)。サインや握手など、とても丁寧に応えていて好感が持てる。今回は決勝レースで見事に優勝した。

バイクレースは日本ではマイナーな競技だけど、ちびっ子ファンも結構いて、彼らもバイクに憧れていつかレースを目指すようになれば日本のレベルも向上するかも。

本命のmotoGPクラス(1000CC)は昨年に続いてロレンソ選手が優勝。しかし2位を獲得したマルク・マルケス選手が年間獲得ポイント1位でここ茂木でチャンピオンとなった。このレースは抜きつ抜かれつの迫力ある展開でまさに世界最高峰の技術が堪能できた。初めて見る人は、轟音とスピードに圧倒されて恐怖を感じるぐらいだと思うけれど、選手たちは300kmを超える速度の中で、互いに体やマシンが触れ合うようなバトルを平気で展開するところが驚きです。
是非一度見に行って見て下さい。

最初の写真は世界中に数多くのファンがいるヴァレンティノ・ロッシ選手の勇姿。会場内でゼッケンの46番が至るところで目につく。


パドックで選手やマシンを見ていると、ファンサービスに応える人気選手が目につく。写真は250CCクラスのアレックス・マルケス選手(18才)。サインや握手など、とても丁寧に応えていて好感が持てる。今回は決勝レースで見事に優勝した。

バイクレースは日本ではマイナーな競技だけど、ちびっ子ファンも結構いて、彼らもバイクに憧れていつかレースを目指すようになれば日本のレベルも向上するかも。

本命のmotoGPクラス(1000CC)は昨年に続いてロレンソ選手が優勝。しかし2位を獲得したマルク・マルケス選手が年間獲得ポイント1位でここ茂木でチャンピオンとなった。このレースは抜きつ抜かれつの迫力ある展開でまさに世界最高峰の技術が堪能できた。初めて見る人は、轟音とスピードに圧倒されて恐怖を感じるぐらいだと思うけれど、選手たちは300kmを超える速度の中で、互いに体やマシンが触れ合うようなバトルを平気で展開するところが驚きです。
是非一度見に行って見て下さい。

ギリシャ土産のお酒「Ouzo」 - 2014.04.04 Fri
2013motoGP 日本グランプリ - 2013.10.28 Mon

今年も行って来ましたmotoGP。欧州では人気のモータースポーツも日本では今一つ。我が家では毎年恒例でここ栃木県の「ツインリンクもてぎ」まで足を運ぶ。TV(日テレG+)ではシーズン中、毎週のように各国での開催レースを観戦出来るが、日本開催のレースはやっぱりこの目で直接見てあげたい。
土曜日の予選は台風の影響で午前中まで雨が降り続いたが、決勝の日曜日は素晴らしい快晴。メインスタンドから見る景色が気持ちが良い。

今回は海外からのお客さんを沢山見かけたが、円安効果で日本への観光客が増えたのだろうか。

レースは3つのクラスで行われるが、クラスの説明は昨年の記事に書いたので省略。写真は雨の中でmoto3クラスの予選にアタックする選手。

パドックでは人気選手が出走するのを大勢のファンが待ち構えている。特にうちのカミさんが大好きなイタリア人ライダーのバレンティノ・ロッシ選手の周辺は大変な混雑。人ごみの中でなんとか横顔の撮影に成功。

いやー、とにかくレースはすごい迫力で、楽しく観戦すれば誰が優勝しても構わないのだ。motoGPクラスはロレンソ、マルケス、ペドロサと3人ともスペインの選手が表彰台に上がった。


今回は昨年の記事でも書いたように、写真をもう少しうまく撮りたいというのが課題で、装備をちょっと変更。観客席から距離があるのでなかなか引き寄せて取れないが、今回はなんとかロッシの疾走シーンが撮影出来た。次々とコーナーに飛び込んでくるライダーが、一体誰だかわからないところが大変。



撮影にはNikonD600に200mmの望遠ズームを使用し、さらに2倍のテレコンバーターを装着すると随分と大げさな装備になったけど、もっと上手く撮れるようにさらに練習ですね。
