熱海から再び箱根 - 2015.04.29 Wed
圏央道が整備されたおかげで、この方面にはつい気軽に出かけてしまう。
今回は熱海の温泉を目当てに伊豆山のホテルにやって来た。チェックインの前に時間があるので熱海のどこかを散策したいと思い、今まで知ってはいたが訪れたことのない「起雲閣」を見学。
ここは大正8年に作られた別荘で、一時は旅館としても使用され、文豪も多く滞在していたという由緒ある建物だ。建物は和洋の様式を融合させたようなものだ。
まず最初はこの和室。「加賀の青漆喰」と呼ばれる伝統的な技法が取り入れられており、鮮やかな色がひときわ目を惹く。

3種類の様式の異なる洋室やサンルームなど様々にディティールが凝っており、出来ればじっくり時間をかけて鑑賞することをお勧めしたい。


ローマ風浴室はステンドグラスや綺麗なタイルに囲まれている。

庭園も、部屋から眺めて良し、散策しても良しと熱海市内にありながら、とても閑静な雰囲気を作り出している。

さて、見学も終わり、ホテルにチェックイン。温泉でゆっくりした後は楽しみにしていた夕食だ。
いつもは和食を楽しむが、今回はちょっと苦手なフレンチのコースにチャレンジ。(嫌いではないけれど、ちょっと肩が凝りそう)
例によって記録のために食べたものを写真に残しておく。
まずは 冷製肉の取り合わせサラダ仕立て メロン添え
ところでこれを食べていて、イタリアで食べたプロシュート・エ・メローネのことを思い出した。あれは最高。ボリュームも凄かったな。今回のはとても上品?

続いてホワイトアスパラガスとモリュー茸のフリカッセ 牡丹海老添え
これは今回お目当てのメニューだったが、ホワイトアスパラガスが小さくてがっかり。これも5月頃のドイツでご馳走になった大きなホワイトアスパラガスのあの美味しさをつい思い出してしまう。

スープはクレソンのポタージュ

パンはカシスの味と香り。これは美味しくてつい余分に食べてしまい、お腹が一杯になってくる。

ワインはイタリアの「インツオリア」とかいうもの。何を選んでいいか判らないのでとりあえずイタリアにした。デザインも綺麗だし。

魚料理は鯛の薄切り ナージュ仕立て

肉料理は 相州牛ロースステーキ

デザートは何を選んだか忘れてしまった。


以上、とても美味しくて満足。結構お腹がいっぱいになってしまった。ご馳走様でした。
さて、翌日は箱根に寄って帰ることに決めた。まずはポーラ美術館に寄って現在開催中の「セザンヌ展」を見に行った。
ここの企画展は以前行ったときに気に入ったので、時々見に来ようと思っていた。今回はセザンヌの国内の作品20点が集結している。セザンヌのことは良く知らなかったが、今でこそ近代絵画の父といわれているが、若いころからサロンに落選ばかりしていた目立たない画家だったようだ。

カタログを買って、また後日自宅でゆっくり鑑賞することを楽しみにする。

最後に「箱根湿性花園」で植物を見て帰ることにした。ここも前から気になっていたが、見に来たことはなかった。
自然に囲まれた湿原が残されており、そこはGOOD。

以上、熱海と箱根の旅でした。
今回は熱海の温泉を目当てに伊豆山のホテルにやって来た。チェックインの前に時間があるので熱海のどこかを散策したいと思い、今まで知ってはいたが訪れたことのない「起雲閣」を見学。
ここは大正8年に作られた別荘で、一時は旅館としても使用され、文豪も多く滞在していたという由緒ある建物だ。建物は和洋の様式を融合させたようなものだ。
まず最初はこの和室。「加賀の青漆喰」と呼ばれる伝統的な技法が取り入れられており、鮮やかな色がひときわ目を惹く。

3種類の様式の異なる洋室やサンルームなど様々にディティールが凝っており、出来ればじっくり時間をかけて鑑賞することをお勧めしたい。


ローマ風浴室はステンドグラスや綺麗なタイルに囲まれている。

庭園も、部屋から眺めて良し、散策しても良しと熱海市内にありながら、とても閑静な雰囲気を作り出している。

さて、見学も終わり、ホテルにチェックイン。温泉でゆっくりした後は楽しみにしていた夕食だ。
いつもは和食を楽しむが、今回はちょっと苦手なフレンチのコースにチャレンジ。(嫌いではないけれど、ちょっと肩が凝りそう)
例によって記録のために食べたものを写真に残しておく。
まずは 冷製肉の取り合わせサラダ仕立て メロン添え
ところでこれを食べていて、イタリアで食べたプロシュート・エ・メローネのことを思い出した。あれは最高。ボリュームも凄かったな。今回のはとても上品?

続いてホワイトアスパラガスとモリュー茸のフリカッセ 牡丹海老添え
これは今回お目当てのメニューだったが、ホワイトアスパラガスが小さくてがっかり。これも5月頃のドイツでご馳走になった大きなホワイトアスパラガスのあの美味しさをつい思い出してしまう。

スープはクレソンのポタージュ

パンはカシスの味と香り。これは美味しくてつい余分に食べてしまい、お腹が一杯になってくる。

ワインはイタリアの「インツオリア」とかいうもの。何を選んでいいか判らないのでとりあえずイタリアにした。デザインも綺麗だし。

魚料理は鯛の薄切り ナージュ仕立て

肉料理は 相州牛ロースステーキ

デザートは何を選んだか忘れてしまった。


以上、とても美味しくて満足。結構お腹がいっぱいになってしまった。ご馳走様でした。
さて、翌日は箱根に寄って帰ることに決めた。まずはポーラ美術館に寄って現在開催中の「セザンヌ展」を見に行った。
ここの企画展は以前行ったときに気に入ったので、時々見に来ようと思っていた。今回はセザンヌの国内の作品20点が集結している。セザンヌのことは良く知らなかったが、今でこそ近代絵画の父といわれているが、若いころからサロンに落選ばかりしていた目立たない画家だったようだ。

カタログを買って、また後日自宅でゆっくり鑑賞することを楽しみにする。

最後に「箱根湿性花園」で植物を見て帰ることにした。ここも前から気になっていたが、見に来たことはなかった。
自然に囲まれた湿原が残されており、そこはGOOD。

以上、熱海と箱根の旅でした。
ぶらり 三浦半島・鎌倉・箱根 - 2015.04.17 Fri
サラリーマンを卒業したら平日に、好きな時に旅行に行こうと思っていたが、経済的に許す限りそれを実践している。自営業は自分の思う通りに予定を立てられるのが良いところ。必要以上に仕事を入れないようにコントロールしている。たまに仕事が重なるが、それでも自分の好きな事なので、特にストレスも感じない。
さて、先日は三浦半島や鎌倉周辺をドライブしたが、鎌倉は周囲の道路が狭く、平日なのに観光客でいっぱい。とても車で行くのには向いていないと思った。

そして夕方は箱根のこぢんまりとしたホテルに到着した。
このホテル、特に温泉が特徴でもなく、景色が凄く良いわけでもなく、ただ山に囲まれ、自然の中で静かに過ごせる場所だ。ここで正解だったのは夕食。和食のコースだ。何かと世界で注目の「和食」。国内でいつでも身近で味わえるチャンスがあるというのは幸せなことだ。というわけで、旬の食材を使用した料理長ご自慢の会席料理をいただく。このブログは日記のようなものなので、美味しく食べたものの味と器を忘れないように写真を掲載しておこう。とりあえずiPhoneで撮影。
コース名は啓蟄の頃「彩」。 まずは先附 旬野菜浸しから (汲み湯葉、生姜、美味出汁ゼリー)

そして 桜鯛昆布〆ちらし

続いて煮物椀は 春色白味噌仕立 (甘海老真薯、椎茸、野菜くるどん、花粉芥子、田芹)

向附は (桜鯛、活穴子炙り、本鮪、甘海老 彩野菜)

続いて蓋物はこれ

中身は (新筍、蟹、若布、新蕗、かぶら)

焼八寸は (富士虹鱒炙り かぶらソース、独活梅酢漬け、蕗の伽藍煮、笹身、花山葵浸し、蛸炙り、うるい、黄身酢、蛍烏賊、万能葱、おれんじ酢味噌)

強肴 (白魚玉〆小鍋仕立 、笹牛蒡、白根三つ葉、叩き木の芽)

飯 (うすい豆御飯、赤出汁、香物)

水菓子 (抹茶寄せ、果実盛合せ)

そうそう、地元のお酒も。美味しかったけど銘柄は何だったか忘れてしまった。

以上のコースを含めても宿泊費は決して高くないし、食事を目的にするなら、また是非泊まりたいホテルだ。
帰り道で立ち寄った「富士屋ホテル」は、豪華な館内や庭を散策。ホテル内の歴史資料館はなかなか見応えがあった。

この室内プール、クラッシクな雰囲気がただよう。

素晴らしく豪華なホテルだけれど、個人的には是非泊まりたいというほどのでもない。
ここは友達とのパーティやセレモニーに使うのには向いているかも。
以上ぶらり旅でした。
さて、先日は三浦半島や鎌倉周辺をドライブしたが、鎌倉は周囲の道路が狭く、平日なのに観光客でいっぱい。とても車で行くのには向いていないと思った。

そして夕方は箱根のこぢんまりとしたホテルに到着した。
このホテル、特に温泉が特徴でもなく、景色が凄く良いわけでもなく、ただ山に囲まれ、自然の中で静かに過ごせる場所だ。ここで正解だったのは夕食。和食のコースだ。何かと世界で注目の「和食」。国内でいつでも身近で味わえるチャンスがあるというのは幸せなことだ。というわけで、旬の食材を使用した料理長ご自慢の会席料理をいただく。このブログは日記のようなものなので、美味しく食べたものの味と器を忘れないように写真を掲載しておこう。とりあえずiPhoneで撮影。
コース名は啓蟄の頃「彩」。 まずは先附 旬野菜浸しから (汲み湯葉、生姜、美味出汁ゼリー)

そして 桜鯛昆布〆ちらし

続いて煮物椀は 春色白味噌仕立 (甘海老真薯、椎茸、野菜くるどん、花粉芥子、田芹)

向附は (桜鯛、活穴子炙り、本鮪、甘海老 彩野菜)

続いて蓋物はこれ

中身は (新筍、蟹、若布、新蕗、かぶら)

焼八寸は (富士虹鱒炙り かぶらソース、独活梅酢漬け、蕗の伽藍煮、笹身、花山葵浸し、蛸炙り、うるい、黄身酢、蛍烏賊、万能葱、おれんじ酢味噌)

強肴 (白魚玉〆小鍋仕立 、笹牛蒡、白根三つ葉、叩き木の芽)

飯 (うすい豆御飯、赤出汁、香物)

水菓子 (抹茶寄せ、果実盛合せ)

そうそう、地元のお酒も。美味しかったけど銘柄は何だったか忘れてしまった。

以上のコースを含めても宿泊費は決して高くないし、食事を目的にするなら、また是非泊まりたいホテルだ。
帰り道で立ち寄った「富士屋ホテル」は、豪華な館内や庭を散策。ホテル内の歴史資料館はなかなか見応えがあった。

この室内プール、クラッシクな雰囲気がただよう。

素晴らしく豪華なホテルだけれど、個人的には是非泊まりたいというほどのでもない。
ここは友達とのパーティやセレモニーに使うのには向いているかも。
以上ぶらり旅でした。
所沢能面美術館へ そしてライオンズ - 2015.04.08 Wed
先日は肌寒い小雨の中、所沢の能面美術館の展示を見に出かけた。実は昨年から能面作りに取り組んでいた先輩OBの作品が完成し、ここに展示されているとのことで拝見するのを楽しみにしていた。
周辺は川沿いに桜並木が続く静かな住宅街だ。

ここは現代能面作家、福山元誠氏の工房を兼ねた美術館で、古い民家をそのまま使用している感じだ。先輩はここに通って能面作りを学んだ訳だ。

さて、これが先輩の作品、小面(こおもて)だ。初めての作品とは思えないほど完成度が高い!彫りと塗りの作業いずれも精緻に仕上がっている。能面の鑑賞の仕方はわからないが、とくに左右の髪の毛の筆使いは見事な仕上がりのように思える。残念ながら制作者ご本人とは会えず、解説を聞くことは出来なかったので、いずれレクチャーをしていただきたい。

その後、いきなりテーマは変わり、所沢駅から西武プリンスドームへ。西武ライオンズと福岡ソフトバンクホークスの公式戦観戦だ。

球場の席に着いたとたんにいきなり西武の先頭打者秋山のホームラン、そして2番の栗山選手も続けてホームランと二者連続の大飛球を見せられて驚いた。これだけでも見に来た価値が充分。下の写真は先頭打者秋山のホームランを打つ直前のシーン。


地元チームが勝つのが一番盛り上がる。一度、甲子園で阪神戦を見に行きたいな。きっと凄い盛り上がりだろう。
それにしても、西武球場は寒い。春とは言え、丘陵地の山の中なので、気温の低さが体に堪えた。
しかし、大変満足の一日でした。
周辺は川沿いに桜並木が続く静かな住宅街だ。

ここは現代能面作家、福山元誠氏の工房を兼ねた美術館で、古い民家をそのまま使用している感じだ。先輩はここに通って能面作りを学んだ訳だ。

さて、これが先輩の作品、小面(こおもて)だ。初めての作品とは思えないほど完成度が高い!彫りと塗りの作業いずれも精緻に仕上がっている。能面の鑑賞の仕方はわからないが、とくに左右の髪の毛の筆使いは見事な仕上がりのように思える。残念ながら制作者ご本人とは会えず、解説を聞くことは出来なかったので、いずれレクチャーをしていただきたい。

その後、いきなりテーマは変わり、所沢駅から西武プリンスドームへ。西武ライオンズと福岡ソフトバンクホークスの公式戦観戦だ。

球場の席に着いたとたんにいきなり西武の先頭打者秋山のホームラン、そして2番の栗山選手も続けてホームランと二者連続の大飛球を見せられて驚いた。これだけでも見に来た価値が充分。下の写真は先頭打者秋山のホームランを打つ直前のシーン。


地元チームが勝つのが一番盛り上がる。一度、甲子園で阪神戦を見に行きたいな。きっと凄い盛り上がりだろう。
それにしても、西武球場は寒い。春とは言え、丘陵地の山の中なので、気温の低さが体に堪えた。
しかし、大変満足の一日でした。