ゼロ戦を作ろう - 2020.01.25 Sat
先日都内に仕事に行ったついでに、ふと立ち寄った新橋のタミヤ・プラモデルファクトリー。

今や世界の田宮模型で有名だが、このショールームには大勢の外国人や中年男性が熱心に模型を眺め、色々とお目当てのものを買い込んでいる。そんな店内で目にした「田宮模型の仕事」を買ってじっくり読んでみたが、これにはちょっと感動した。

小さな個人商店からスタートしたこの模型屋は様々な困難や時代の変化に翻弄されながらも経営者の夢と熱意で少しづつ前進し、拡大し、成功を収めていく物語だ。子供のための模型なのに、開発に至る拘りは半端なものではなく、また経営者のセンスの良さ、美学も感じられる。
自分自身も子供の頃からずっとタミヤ模型に親しみながら大人になった経緯もあり、この機会にまたプラモデルを手にして夢を楽しもうという気になった。さて、では何を作るかという段階ですぐに思いついたのが「ゼロ戦」だ。
よし、ゼロ戦を作ろうと思ったときに、ふと宮崎アニメの「風立ちぬ」のことを思い出し、ゼロ戦の設計者である堀越二郎の本「零戦 その誕生と栄光の記録」も一度読んで予備知識を仕入れようと思った。

ところがこの本がまた面白く、宮崎映画で描かれていた細かいエピソードも多くはこの本に書かれているものだった。また、堀越二郎が設計主任となって計算・構造・艤装など複数の設計チームを率いて機体を設計していく過程は、映画監督宮崎駿のアニメ制作スタイルとも似通っているものだ。映画を改めて見てみると、宮崎さんは主人公が「本当に美しいものを作りたい」という気持ちを丁寧に描いている。(風立ちぬの1シーンから)

こんなことを調べながら作りたい模型はこの「零式艦上戦闘機 52型」だ。模型を作りながら設計者の考えや熱意が伝わって来るような完成度の高い模型だ。私の手に負えるかどうか判らないが、時間がかかっても少しづつ作っていこう。

完成するとこんな感じ(TAMIYA オフィシャルホームページより)

最近はYOUTUBEで何でも調べられるが、このゼロ戦の作り方を全13回に分けて丁寧に解説してくれる強いシニアの味方の動画サイトがあった。ずばり「大人のプラモ道」。

みなさんも何か作ってみませんか?
作るのは良いけど、ツールや塗料など、周辺器材を色々と取り揃えないといけない。そんなところも実は愉しみの一つ。

今や世界の田宮模型で有名だが、このショールームには大勢の外国人や中年男性が熱心に模型を眺め、色々とお目当てのものを買い込んでいる。そんな店内で目にした「田宮模型の仕事」を買ってじっくり読んでみたが、これにはちょっと感動した。

小さな個人商店からスタートしたこの模型屋は様々な困難や時代の変化に翻弄されながらも経営者の夢と熱意で少しづつ前進し、拡大し、成功を収めていく物語だ。子供のための模型なのに、開発に至る拘りは半端なものではなく、また経営者のセンスの良さ、美学も感じられる。
自分自身も子供の頃からずっとタミヤ模型に親しみながら大人になった経緯もあり、この機会にまたプラモデルを手にして夢を楽しもうという気になった。さて、では何を作るかという段階ですぐに思いついたのが「ゼロ戦」だ。
よし、ゼロ戦を作ろうと思ったときに、ふと宮崎アニメの「風立ちぬ」のことを思い出し、ゼロ戦の設計者である堀越二郎の本「零戦 その誕生と栄光の記録」も一度読んで予備知識を仕入れようと思った。

ところがこの本がまた面白く、宮崎映画で描かれていた細かいエピソードも多くはこの本に書かれているものだった。また、堀越二郎が設計主任となって計算・構造・艤装など複数の設計チームを率いて機体を設計していく過程は、映画監督宮崎駿のアニメ制作スタイルとも似通っているものだ。映画を改めて見てみると、宮崎さんは主人公が「本当に美しいものを作りたい」という気持ちを丁寧に描いている。(風立ちぬの1シーンから)

こんなことを調べながら作りたい模型はこの「零式艦上戦闘機 52型」だ。模型を作りながら設計者の考えや熱意が伝わって来るような完成度の高い模型だ。私の手に負えるかどうか判らないが、時間がかかっても少しづつ作っていこう。

完成するとこんな感じ(TAMIYA オフィシャルホームページより)

最近はYOUTUBEで何でも調べられるが、このゼロ戦の作り方を全13回に分けて丁寧に解説してくれる強いシニアの味方の動画サイトがあった。ずばり「大人のプラモ道」。

みなさんも何か作ってみませんか?
作るのは良いけど、ツールや塗料など、周辺器材を色々と取り揃えないといけない。そんなところも実は愉しみの一つ。
なつかしいラジカセ - 2020.01.16 Thu
先日友人の紹介でこんな本を手に入れた。
懐かしい昔のオーディオ、特にラジカセを特集した雑誌「昭和40年男」だ。

表紙のSONYウォークマンは私も持っていた。この2代目ウォークマンがデザインも洗練され、一番人気があったかもしれない。
雑誌の対象世代は私よりも若いが、掲載されているラジカセがとにかく懐かしい。実は現役時代の青春真っただ中(20代)の時に、私がデザインしたものが、いくつかこの雑誌に掲載されている。

写真のTRK-9050は日本だけでなく、世界、特にヨーロッパで人気があった製品だ。発売は1978年。全国発明表彰を受賞した作品だ。この二年後に会議や調査で英国、ドイツ、スウェーデン、フランスと出張した時のことを思い出す。
うーん、なつかしい! 掲載してくれてありがとう。
懐かしい昔のオーディオ、特にラジカセを特集した雑誌「昭和40年男」だ。

表紙のSONYウォークマンは私も持っていた。この2代目ウォークマンがデザインも洗練され、一番人気があったかもしれない。
雑誌の対象世代は私よりも若いが、掲載されているラジカセがとにかく懐かしい。実は現役時代の青春真っただ中(20代)の時に、私がデザインしたものが、いくつかこの雑誌に掲載されている。

写真のTRK-9050は日本だけでなく、世界、特にヨーロッパで人気があった製品だ。発売は1978年。全国発明表彰を受賞した作品だ。この二年後に会議や調査で英国、ドイツ、スウェーデン、フランスと出張した時のことを思い出す。
うーん、なつかしい! 掲載してくれてありがとう。