今年のmotoGP日本グランプリは雨ながら素晴らしかった - 2015.10.17 Sat

毎年恒例のmotoGP日本グランプリにここ栃木県ツインリンク茂木サーキットにやってきた。10日土曜日の予選では、まずパドック見物から。明日の決勝は雨が予想され、各チームはレインタイヤをスタンバイ!

予選のアタックに向けてスタッフは忙しそう。世界14か国を回って全18戦を戦うスタッフの仕事はどんな感じだろうか。大変だけど結構楽しそうではないか。



パドック周辺ではファンに囲まれて熱心にサインに応える選手がいる。今回カメラに収めたのはMonster YamahaのPol ESPARGARO選手、そしてDucatiのAndrea IANNONE選手、どちらもイケメンだ。


さて、今回の予選は人気選手のRossiがサーキットの最速ラップである1分43秒871を出し、会場が大いに盛り上がった直後、制限時間ギリギリの最終ラップでライバルのLorenzo選手が1分43秒790を叩き出した。まさに明日の決勝に向けて世界最高峰ライダーのバトルが始まった。
今回の撮影ポイントは90度コーナーのイン側にあたるG席。ライダーたちがダウンヒルストレートを高速で下り、一気にシフトダウンしてコーナーを回る絶好の撮影場所だ。
下の写真は順にRossi選手、Pedrosa選手、Lorenzo選手のコーナリング。こうして見てみると最後のLorenzo選手の姿勢はまるでバイクからずり落ちそうなぐらい路面に近づいている。こうしたフォームが良いタイムを引き出すテクニックの一つかな?



翌日の決勝日は生憎の雨模様の中、レースが行われた。Lorenzoが一気に飛び出し、独走パターンになるかと思いきや、後半からタイヤを温存したPedrosaが首位を奪う予想もしない展開となった。路面がウエットからドライに変わり始めた時に、ウエットの路面を選んで走り続けたPedrosaのクレバーな作戦が功を奏した形だ。
いやー、こんな展開もレースとしては凄く面白い。
今年のmotoGP日本グランプリは雨ながら素晴らしかった。でもmotoGPを知らない人は何のことかと思うでしょうが。
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