お伊勢参り - 2016.03.20 Sun
懐かしい小学校時代の修学旅行で一度伊勢に来ている筈だが、その時の事はあまり印象に残っていない。今回は気持ちも新たに、江戸時代の「おかげ参り」のつもりで参拝しよう。なにしろ数多い日本の神社の中で最高位に位置する「神宮」なので、一度時間をかけてゆっくり参拝しなければと思っていた。
古来から参拝の順序として最初に「二見興玉神社」を訪れ、禊(みそぎ)をしてから伊勢神宮に詣でるとの習わしがあるそうで、我々も朝一番でここにやってきた。有名な夫婦岩。昔見た時は、もっと巨岩だったような気がしたが意外に小さい。

昨年から始めた御朱印帳を持参。この「二見興玉神社」の御朱印は若い巫女さんにその場ですらすらと書いていただいたものだが、凄く立派。

参拝後は直ぐに車で移動し、いよいよ外宮に到着した。無料の駐車場は平日とあって空いており難なく入れた。いよいよ第一の鳥居をくぐると空気は一変して清々しい。外宮は食をつかさどる神の「豊受大神宮」をお祀りしている神社だ。

写真は外からしか撮れないのだが、簡素な造りの「御正宮」を目にすると、やはり感慨深いものがある。何か不思議に、とても有難い気持ちになってくる。

外宮内には複数の別宮があり、それらをゆっくりと巡りながら参拝を続ける。

最後に神馬の居る「御厩」にたどり着くが、あいにく神馬は出社していなかった。昨年の日光東照宮では白馬の神馬に出会うことが出来て、その凛々しさに感激だったが。
引き続き、数キロ離れた「内宮」へ移動。込み合う時間帯になったのか、駐車場に入るのに少し待たされた。
いよいよやって来ました。最高位の神様、天照大御神をお祀りしている「内宮」へ。さすがに参拝者も多くなり、賑わってくる。

普通の神社では「手水舎」で清めるが、ここには五十鈴川御手洗場がある。ずっと昔から参拝者はこの川辺を手水に利用している。

石段を昇るといよいよ最終目的地である御正宮だ。式年遷宮で平成25年に現在の場所に建てられたが、その前は右側の敷地にあったわけだ。
いよいよ参拝を待つときに、神前にかけられた白い布の「絹の御幌」(みとばり)が風に舞い、一瞬内部を見せてくれたのにはちょっと感激であった。

外宮、内宮と参拝を終えて、頂いた御朱印だが、最高峰の神社の御朱印にしては期待外れなほど素朴なものだ。

奉献酒には地元の銘酒が一堂に揃う。

神宮御料酒に選ばれた灘のお酒「白鷹」の樽が積まれている。

参拝後の楽しみである土産物屋の並ぶ門前町「おはらい町」にも「白鷹」のお店がある。おみやげに「神宮御料酒」を買って帰ろう。


賑わう通りでは昼食に伊勢名物の「伊勢うどん」や「手こね寿司」を頂く。これも定番でおきまりの観光コースだ。


「赤福」は益々店舗を拡大中。この本店も大人気店だ。

最後に「おかげ横丁」で「おかげ犬」を買う。
昔からお伊勢参りは一生に一度。行きたくても行けないお年寄りや病弱な主人に代わって犬がお伊勢参りに出かけたという話だ。道中では色んな人々に助けられ、食事を与えられ、無事参拝を果たしたそうで、初穂料や餌代を入れた袋は盗まれることもなく、逆にお金が増えたりもしたとか、何とも日本人らしい良い話。

桜を見るにはまだ少し早い、春の伊勢参りでした。
古来から参拝の順序として最初に「二見興玉神社」を訪れ、禊(みそぎ)をしてから伊勢神宮に詣でるとの習わしがあるそうで、我々も朝一番でここにやってきた。有名な夫婦岩。昔見た時は、もっと巨岩だったような気がしたが意外に小さい。

昨年から始めた御朱印帳を持参。この「二見興玉神社」の御朱印は若い巫女さんにその場ですらすらと書いていただいたものだが、凄く立派。

参拝後は直ぐに車で移動し、いよいよ外宮に到着した。無料の駐車場は平日とあって空いており難なく入れた。いよいよ第一の鳥居をくぐると空気は一変して清々しい。外宮は食をつかさどる神の「豊受大神宮」をお祀りしている神社だ。

写真は外からしか撮れないのだが、簡素な造りの「御正宮」を目にすると、やはり感慨深いものがある。何か不思議に、とても有難い気持ちになってくる。

外宮内には複数の別宮があり、それらをゆっくりと巡りながら参拝を続ける。

最後に神馬の居る「御厩」にたどり着くが、あいにく神馬は出社していなかった。昨年の日光東照宮では白馬の神馬に出会うことが出来て、その凛々しさに感激だったが。
引き続き、数キロ離れた「内宮」へ移動。込み合う時間帯になったのか、駐車場に入るのに少し待たされた。
いよいよやって来ました。最高位の神様、天照大御神をお祀りしている「内宮」へ。さすがに参拝者も多くなり、賑わってくる。

普通の神社では「手水舎」で清めるが、ここには五十鈴川御手洗場がある。ずっと昔から参拝者はこの川辺を手水に利用している。

石段を昇るといよいよ最終目的地である御正宮だ。式年遷宮で平成25年に現在の場所に建てられたが、その前は右側の敷地にあったわけだ。
いよいよ参拝を待つときに、神前にかけられた白い布の「絹の御幌」(みとばり)が風に舞い、一瞬内部を見せてくれたのにはちょっと感激であった。

外宮、内宮と参拝を終えて、頂いた御朱印だが、最高峰の神社の御朱印にしては期待外れなほど素朴なものだ。

奉献酒には地元の銘酒が一堂に揃う。

神宮御料酒に選ばれた灘のお酒「白鷹」の樽が積まれている。

参拝後の楽しみである土産物屋の並ぶ門前町「おはらい町」にも「白鷹」のお店がある。おみやげに「神宮御料酒」を買って帰ろう。


賑わう通りでは昼食に伊勢名物の「伊勢うどん」や「手こね寿司」を頂く。これも定番でおきまりの観光コースだ。


「赤福」は益々店舗を拡大中。この本店も大人気店だ。

最後に「おかげ横丁」で「おかげ犬」を買う。
昔からお伊勢参りは一生に一度。行きたくても行けないお年寄りや病弱な主人に代わって犬がお伊勢参りに出かけたという話だ。道中では色んな人々に助けられ、食事を与えられ、無事参拝を果たしたそうで、初穂料や餌代を入れた袋は盗まれることもなく、逆にお金が増えたりもしたとか、何とも日本人らしい良い話。

桜を見るにはまだ少し早い、春の伊勢参りでした。
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