オークションは楽し - 2017.05.06 Sat

4月の更新は一回のみでちょっとブログをさぼっていた。
最近、オークションの便利さに今更ながらちょっとはまっている。最初はいらないモノ、買ったけど気に入らず使っていないモノを手始めにAmazonの出品用アカウントを使って売ってみたら、結構良く売れた。しかしAmazonで中古品を売るためにはAmazonで扱っている商品でないとだめで、例えばかなり昔に買った趣味のミニカーなどはAmazonでは売れない。そこはやっぱりメジャーなヤフオクの出番となる。出品も楽しいが、まずは掘り出し物を探し当てる入札が面白い。自分自身で最も利用価値の高いカテゴリーはカメラ関係だ。欲しいけど新品では手が出ない価格のカメラやレンズはヤフオクのサイトで探すと幾らでも見つかる。まずは最初の一番上の写真。程度の良い中古のSonyα7Ⅱを手に入れた。このカメラ、巷ではオールドレンズを楽しむためのボディとして人気が高い。まずはフルサイズの高画質、手振れ補正付のこのボディを手に入れ、あとは昔の懐かしいレンズたちを格安で手に入れるという狙いだ。
最初に手に入れたのはロッコールレンズで有名なミノルタのMD W.Rokkor 24mm 2.8 だ。このレンズはライカのエルマリート24mmの原型になったと言われており、こうした薀蓄や物語も楽しいが、ロッコールレンズとは私の故郷神戸の六甲山にちなんだネーミングなので、何かとても愛着が湧く。

そして次に手に入れたのが標準レンズの頂点と言われる憧れのCarl Zeiss Plannar T*50mm f/1.4。 以前フィルムカメラでContax Gとそのレンズを持っていたが、さすがにもうフィルムカメラを使う気にはなれず、またカメラもハード的には寿命が来ていたのでレンズと一緒に売却してしまった。しかし、当時使ったContaxレンズの描写や色彩の素晴らしさをまたデジタルカメラでも味わいたく、オークションで探していたところ、良い物を見つけることが出来た。このレンズを使えばきっと自分の写真の質が上がったような気になるだろう。撮るのが楽しみなレンズだ。

次は90グラムと出来るだけ軽く、小さく、薄く、散歩用に使いたいレンズだけれど、そこはContaxなのでしっかり撮れる。発売当時「鷹の目」と言われるほどシャープな画が撮れるレンズと謳われていた。Carl Zeiss Tessar T * f/2.8

当時欲しくても手の届かなかったこれらのレンズがオークションで格安で手に入るとは全く便利な世の中になったものだ。こうしたレンズがあるだけで楽しくなるので、あとはどんな写真を撮るか、撮れるかである。iPhoneでばかり撮ってると写真に対して雑になりそうだしね。
今回掲載した写真。自然光、手持ちで物撮りを試してみたけど、黒いものをより黒く撮る工夫をしてみた。かなり露出補正が必要だったけれど、プロが見たらさらに色々と指摘するところがありそうな写真。
ところで、これらはもちろん「別のカメラ」で撮影。
楽しいカメラの話でした。
● COMMENT ●
トラックバック
https://smallhouse2011.jp/tb.php/153-007035bb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)