使いこなせりゃ最高 計算尺 - 2020.02.17 Mon
うーんだめだ。久しぶりに「風立ちぬ」を見てしまったから、堀越二郎の使っていた計算尺が欲しくなってしまった。あの映画ではいろんなシーンで計算尺が使われていた。当時の計算尺は現在で言えばPCに相当するような、エンジニアにとっての必須ツールだ。宮崎さんは映画で使用するために、HEMMI社に依頼し、計算尺をわざわざジブリのスタジオに持ってきてもらって詳細を研究したようだ。

メルカリで手に入れたこの計算尺はHEMMIのNo.250というもので、両面計算尺と言われ、うらおもて両方に目盛りがあるタイプだ。とてもきれいな状態の商品で、計算尺も後期に差し掛かった時期のものだろう。

とても緻密な仕上がりで、なおかつ樹脂ではなく、狂いの少ない竹を素材としているところも日本的で良い。

側面に刻まれた刻印を見るとSDと記されており、ネットで調べると1968年4月生産の製品だと判明した。私の高校入学時の頃で、アポロ11号の月面着陸の1年前だ。目盛りの密度はそれほど高くなく、使いやすそう。これで少し使い方を覚えて楽しむか、その質感・精密感をただの観賞用として楽しむかだが、世にはこれを何十本もコレクションしている人達もいるようだ。コレクションするなら、最もスタンダードなアイテムはNo.2664Sだそうで、そのような違いは全く判らないが、とにかく人気商品らしい。
計算尺は東京タワーの設計に使われたり、月世界へ初めて人類を送り込むための計算に使われるなど、アナログのツールながらその実力、凄さに驚くが、
これを使いこなせりゃもっと愉しいことだろう。

メルカリで手に入れたこの計算尺はHEMMIのNo.250というもので、両面計算尺と言われ、うらおもて両方に目盛りがあるタイプだ。とてもきれいな状態の商品で、計算尺も後期に差し掛かった時期のものだろう。

とても緻密な仕上がりで、なおかつ樹脂ではなく、狂いの少ない竹を素材としているところも日本的で良い。

側面に刻まれた刻印を見るとSDと記されており、ネットで調べると1968年4月生産の製品だと判明した。私の高校入学時の頃で、アポロ11号の月面着陸の1年前だ。目盛りの密度はそれほど高くなく、使いやすそう。これで少し使い方を覚えて楽しむか、その質感・精密感をただの観賞用として楽しむかだが、世にはこれを何十本もコレクションしている人達もいるようだ。コレクションするなら、最もスタンダードなアイテムはNo.2664Sだそうで、そのような違いは全く判らないが、とにかく人気商品らしい。
計算尺は東京タワーの設計に使われたり、月世界へ初めて人類を送り込むための計算に使われるなど、アナログのツールながらその実力、凄さに驚くが、
これを使いこなせりゃもっと愉しいことだろう。
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