山口県へ往復2000kmの旅 第2話 - 2022.11.24 Thu
一路宮島口へ
長浜を早朝に出発して、今日は一気に広島県に向かう。
道路は滋賀から京都、名神高速から新名神に、そして大阪から兵庫を抜けて山陽道に入る。途中新名神の宝塚北SAにて休憩。ここは他のサービスエリアと違って、多少華やかな空間となっており、フードコートも凝ったメニューが提供されているらしいが特に興味もないのでスルー。女性用トイレはドレッシングルーム、パウダールームとシャンデリアをあしらった優雅な空間となっているそうだ。さすが宝塚。

さて、その後も我慢の運転で岡山を抜けていよいよ広島県。呉の港に着くころにはもう暮れかかっていた。
大和ミュージアム
ここ、呉の街でぜひ見ておきたかったのは大和ミュージアムだ。
呉は戦艦大和を建造した有名な軍港。海上自衛隊の基地「呉地方総監部」もここにある。

館内の中央に展示されているのは26.3mもある巨大な戦艦大和の模型。10分の1スケールだ。間近で見る大和の姿、複雑な形状を詳細に、リアルに再現していて、この艦が実在していたかと思うと圧倒的な迫力を感じる。


隣の会場にはこの大和を制作した関連資料や図面、工具など様々な展示品が置かれていた。

そして別のスペースには状態良く保管されている零戦62型があった。この機体は琵琶湖に不時着したものを修復したもので、中島飛行機製造のかなり後期のものだ。

このゼロ戦は田宮のプラモデルで作ったこともあり、詳細部分が実物ではこうなっているのかとよく解り、変に感動してしまう。機体の日の丸の周囲には白い縁取りがない。初期の機体は味方から間違えられないように日の丸に白い縁取りを付けて識別しやすくしていたが、戦況が悪化するにつれて圧倒的に米軍機が多くなり、味方から間違えられないようにというより、敵に見つからないように白い縁取りをなくしてしまったそうだ。まさに特攻の仕様となっている。

その他にも人間魚雷「回天」、特殊潜航艇「海龍」などの実物が展示されている。

大和ミュージアム見学後、隣に海上自衛隊呉資料館があり、入ってみることにした。本物の大きな潜水艦が展示してあり、人目を惹く。

館内は海上自衛隊の歴史を映像とパネルで展示、特に目立ったのは潜水艦の歴史や技術の紹介だ。最も興味を引くのは実際の潜水艦「あきしお」の艦内だ。全長76mの「あきしお」は2004年まで使用されていたそうで、実物に乗艦することで、艦内の環境を実体験できる。


一通りの見学が終わり、港に出てみる。海軍の様々な歴史のある呉の港は海と山が迫っており、どこかふるさと神戸にも似た感じだ。

さあ、ここからもう少し頑張って宮島口に向かう。途中の広島市内の道路は夕方になって渋滞しており、意外にも車の多さとその混雑振りに驚かされた。
そして暗くなってやっと宮島口に到着。

宮島口は夜になって人通りも少なく、駅の近くの食堂で鯵の刺身定食をいただく。今夜はぐっすり眠れそうだ。

本日は470kmの行程。 明日は目的地の山口県だ。

長浜を早朝に出発して、今日は一気に広島県に向かう。
道路は滋賀から京都、名神高速から新名神に、そして大阪から兵庫を抜けて山陽道に入る。途中新名神の宝塚北SAにて休憩。ここは他のサービスエリアと違って、多少華やかな空間となっており、フードコートも凝ったメニューが提供されているらしいが特に興味もないのでスルー。女性用トイレはドレッシングルーム、パウダールームとシャンデリアをあしらった優雅な空間となっているそうだ。さすが宝塚。

さて、その後も我慢の運転で岡山を抜けていよいよ広島県。呉の港に着くころにはもう暮れかかっていた。
大和ミュージアム
ここ、呉の街でぜひ見ておきたかったのは大和ミュージアムだ。
呉は戦艦大和を建造した有名な軍港。海上自衛隊の基地「呉地方総監部」もここにある。

館内の中央に展示されているのは26.3mもある巨大な戦艦大和の模型。10分の1スケールだ。間近で見る大和の姿、複雑な形状を詳細に、リアルに再現していて、この艦が実在していたかと思うと圧倒的な迫力を感じる。


隣の会場にはこの大和を制作した関連資料や図面、工具など様々な展示品が置かれていた。

そして別のスペースには状態良く保管されている零戦62型があった。この機体は琵琶湖に不時着したものを修復したもので、中島飛行機製造のかなり後期のものだ。

このゼロ戦は田宮のプラモデルで作ったこともあり、詳細部分が実物ではこうなっているのかとよく解り、変に感動してしまう。機体の日の丸の周囲には白い縁取りがない。初期の機体は味方から間違えられないように日の丸に白い縁取りを付けて識別しやすくしていたが、戦況が悪化するにつれて圧倒的に米軍機が多くなり、味方から間違えられないようにというより、敵に見つからないように白い縁取りをなくしてしまったそうだ。まさに特攻の仕様となっている。

その他にも人間魚雷「回天」、特殊潜航艇「海龍」などの実物が展示されている。

大和ミュージアム見学後、隣に海上自衛隊呉資料館があり、入ってみることにした。本物の大きな潜水艦が展示してあり、人目を惹く。

館内は海上自衛隊の歴史を映像とパネルで展示、特に目立ったのは潜水艦の歴史や技術の紹介だ。最も興味を引くのは実際の潜水艦「あきしお」の艦内だ。全長76mの「あきしお」は2004年まで使用されていたそうで、実物に乗艦することで、艦内の環境を実体験できる。


一通りの見学が終わり、港に出てみる。海軍の様々な歴史のある呉の港は海と山が迫っており、どこかふるさと神戸にも似た感じだ。

さあ、ここからもう少し頑張って宮島口に向かう。途中の広島市内の道路は夕方になって渋滞しており、意外にも車の多さとその混雑振りに驚かされた。
そして暗くなってやっと宮島口に到着。

宮島口は夜になって人通りも少なく、駅の近くの食堂で鯵の刺身定食をいただく。今夜はぐっすり眠れそうだ。

本日は470kmの行程。 明日は目的地の山口県だ。

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