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2023-06

思い出の車たち その6 Alfaromeo147 - 2013.01.31 Thu

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BMWに7~8年乗ってから次に買い換えたのがこのAlfaromeo147。イタリア車については以前から気になっていたが、この車のことはよく知らなかった。たまたま通っている美容院の店長さんが乗っていて、助手席に乗せてもらったのがきっかけでこの車にたどり着いた。Alfaromeoというとお店も馴染みがなく、なんとなく入りにくい。そもそもAlfaromeoのエンブレムだけど、蛇がいたりしてちょっと普通じゃない感じ。秘密結社のエンブレムみたいだ。

14f819.jpg

しかし、車のスタイリングはほんとにカッコいいです。デザイナーはワルター・デ・シルヴァという人で、現在はVWグループ全体のデザイン部門のトップだそうだ。いやスタイルだけでなくエンジンの音も素晴らしく、峠道なんかでシフトダウンした時の音がとてもいい。特にセレスピードというAlfaromeo独自のオートマチックミッションはハンドルに装備されたパドルでシフト操作する。これがF1(乗ったことは無いが)のような感覚を生み出し、とてもスポーティに走れる。

alfa147_15.jpg


そしてインテリアの質感も高くて、同じ黒色の樹脂を使っていても、部位ごとに巧みに仕上げを変えいていて、ゴムのような質感から荒目、中目、細めのシボを組み合わせている。メーター周りの照明は濃いオレンで統一されている。私が何よりも感心したのは、車内に入った時になんとなく香るAlfaromeo独特の「香り」だ。これはAlfa fregranceと呼ばれている香水の香りで、助手席下に隠されている。新車時にはこの香りがレザーシートの香りと組み合わされて、何か外国にいるような、国際線の機内で体験したことのあるような香りだった。色々噂があり、この香りはCHANELのAntaeusに近いとも言われている。つまり男性化粧品のセクシー系の香りということだろうか。
こういう車は、言ってみれば工業製品というよりも芸術作品という感じで、さすがイタリア車と言わざるを得ません。ところがいいことばかりでなく、以前神戸に行ったとき、街のど真ん中で突然ギアが入らなくなり、原因不明の故障。レッカーのお世話になり、神戸Alfaromeoの修理工場入りとなってしまった。セレスピードは複雑な機構のミッションゆえに色々とトラブルもあるみたいです。
しかし、持っていてとても満足の行く素敵な車でした。

IMG_0010のコピー

● COMMENT ●

アルファロメオ

さすが、イタリア車ですね。 外観のデザイン、メーター周りも素晴らしい、男の車だ。

Re: アルファロメオ

ありがとうございます。 手放すのはほんとに惜しい車でした。


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Small House Style へようこそ!2011年に念願のリタイア生活に入りました。フリーでデザインの仕事をしながらも、趣味の世界も充実させ、楽しみたいと考えています。どんな生活になるのか、ブログを通じてみなさまにご紹介しましょう。

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