フランク・ロイド・ライトの住宅 - 2014.08.06 Wed
帰省を兼ねて帰ってきた神戸で何か建築を見たいと思って探していたら、ライトの建築を未だ見ていなかったことに気づいた。場所は阪急の芦屋川駅から坂を登って直ぐのところにある「ヨドコウ迎賓館」(旧山邑家の住宅)である。関西の8月はかなりの酷暑だけれど、今日は曇り空で、過ごしやすい。実家のある六甲から直ぐ近くの駅「芦屋川」に到着。小さな駅で、人も少なくひっそりとしている。


川沿いに北上すると、「ライト坂」という看板が有る。この坂道を登って行くと周りは高級住宅ばかりで、直ぐ左手に「ヨドコウ迎賓館」の門が見える。見学は土日と水曜日のみに限られている。

門から玄関の車寄せまでのアプローチで、早速あの特徴的な大谷石の彫刻が見えてきた。建物の中に入る前に、すでに色々と見せ場があるという感じ。車寄せに行くと、下界の街や海が一望できるバルコニーがあり、隣の山からの涼しい風が通り抜けて、とても気持ちが良い。しばらくはここにいて景色を楽しみたいところだ。



建物は山の斜面に沿って建てられており、自然に溶けこんでいる。全部で4階建てになっているが、斜面に沿っているので、高さは感じない。安藤さんの「六甲の住宅」のような建て方は、既にこの土地で1918年にライトによって設計されていたのだなと思った。この住宅の建設にあたっては、ライトの帰国後、弟子である遠藤 新と南 信らに任されたそうだ。



建築の面白さは内部の探索で、立体的な間取りの各部屋に入るたびに驚きが有り、感心させられる。しかもライトの場合は木組みや装飾のディティールが凝っており、膨大な時間を掛けて、拘って設計したのだろうなと想像できる。
今回は一人で観に来たが、また季節の良い時に改めて訪れたい。できれば建築に詳しい友人に教えてもらいながら、見れれば、もっと色々な発見が出来るのではと思っている。




いや~ほんとに素晴らしかった。応接室、和室、子供部屋、食堂、屋上バルコニ、厨房、使用人室、勝手口と色々特徴があって楽しめる。住宅を見ていて一番楽しいのは、この住宅のオーナーになった気分であれこれ想像を巡らすことで、当時の優雅な生活がリアルに感じ取れる。
ここは現在、重要文化財に指定され管理されている。


川沿いに北上すると、「ライト坂」という看板が有る。この坂道を登って行くと周りは高級住宅ばかりで、直ぐ左手に「ヨドコウ迎賓館」の門が見える。見学は土日と水曜日のみに限られている。

門から玄関の車寄せまでのアプローチで、早速あの特徴的な大谷石の彫刻が見えてきた。建物の中に入る前に、すでに色々と見せ場があるという感じ。車寄せに行くと、下界の街や海が一望できるバルコニーがあり、隣の山からの涼しい風が通り抜けて、とても気持ちが良い。しばらくはここにいて景色を楽しみたいところだ。



建物は山の斜面に沿って建てられており、自然に溶けこんでいる。全部で4階建てになっているが、斜面に沿っているので、高さは感じない。安藤さんの「六甲の住宅」のような建て方は、既にこの土地で1918年にライトによって設計されていたのだなと思った。この住宅の建設にあたっては、ライトの帰国後、弟子である遠藤 新と南 信らに任されたそうだ。



建築の面白さは内部の探索で、立体的な間取りの各部屋に入るたびに驚きが有り、感心させられる。しかもライトの場合は木組みや装飾のディティールが凝っており、膨大な時間を掛けて、拘って設計したのだろうなと想像できる。
今回は一人で観に来たが、また季節の良い時に改めて訪れたい。できれば建築に詳しい友人に教えてもらいながら、見れれば、もっと色々な発見が出来るのではと思っている。




いや~ほんとに素晴らしかった。応接室、和室、子供部屋、食堂、屋上バルコニ、厨房、使用人室、勝手口と色々特徴があって楽しめる。住宅を見ていて一番楽しいのは、この住宅のオーナーになった気分であれこれ想像を巡らすことで、当時の優雅な生活がリアルに感じ取れる。
ここは現在、重要文化財に指定され管理されている。
● COMMENT ●
清雅
ライトの堅固な構成と光、吹き抜ける風とそれを取り巻く安心の素材。現代の建築が忘れた清雅を感じさせてくれますね。好きです。
鹿島さん コメント有難うございます。この建築、何と言っても建てられた場所が良いと思いました。機会があればご覧下さいね。
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